サラの鍵

2010年／フランス／フランス語／字幕

ナチスが目前に迫るなか、少女は弟を納戸に隠し、鍵をかけた―。第23回(2010)東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞のW受賞。

1942年、ナチス占領下のパリで行われたユダヤ人迫害。それから60年後、ジャーナリストのジュリアは、アウシュビッツに送られた家族について取材するうちに、収容所から逃亡した少女サラについての秘密を知る。サラが自分の弟を守ろうと、納戸に鍵をかけて弟を隠したこと。そして、そのアパートは現在のジュリアのアパートだったこと。時を超え、明らかになった悲しい真実がジュリアの運命を変えていく―。

原題：SARAH'S KEY

111分

ジル・パケ＝ブランネール

クリスティン・スコット・トーマス、メリュジーヌ・マヤンス、ニエル・アレストリュプ