UFC 205 ニューヨーク大会 観戦レポート公開中!

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  • 2016年11月12日にニューヨークで行われ、歴史記的な大会となったUFC 205。FOXスポーツ&エンターテイメントではその放送を記念して、スカパー!加入者様を対象にした観戦レポートツアー・キャンペーンを実施しました。その当選者、笠 佳子さんから臨場感あふれるレポートが届きました。
  • UFC 205 ニューヨーク大会 観戦レポート

    UFC 205 ニューヨーク大会 観戦レポート
    UFCの番組を確認するために見たFOXスポーツ&エンターテイメントのホームページで、何気なくUFC205の観戦レポートを申し込んでは見たものの、まさか当たるとは。
    20年ほど前に、最初はフィットネスが目的で、習い事感覚でキックボクシングジムに通いました。それが、あまりにも気持ち良くて楽しかったので、それから格闘技にハマってしまいました。ですから、ムエタイにおける肘打ちのスゴさも知ってるので、世間ではPRIDEが話題になっていた時も、肘のないルールに物足りなさを覚え、より競技志向の強かったUFCの方が大好きだったように思います。しかし今や、UFCといえば総合格闘技の最高の選手が集う大会となっています。そんなUFCを、関西に住んでいる私が生観戦を出来るなんて、夢にも思ってませんでした。しかも今回のUFC205は、記念大会だけあって豪華なカードだったUFC200に、負けず劣らず素晴らしいカードが揃っています。タイトルマッチが3試合もあって、そしてアンダーカードに元王者が3人もいるのです、残念ながら日本人選手は出場していませんが、感情移入しやすい試合も多いので、これは絶対に見たい!
    なので当選の電話を頂いた時は、これは千載一遇のチャンス、なんとしても仕事の都合を付けていかなくては!って思いました。とはいっても、英語は全然ダメダメなので、インタビューは全く理解できません。不安は一杯でしたが、それでも何はともあれ絶対にUFCを観戦して、そしてレポートをしなくては。
  • まずは前日の公開計量。
    あのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)です、格闘技の殿堂です。試合だけでなく、計量も最高の舞台で行うのですよね。20年ぶりのニューヨークの開催とあって、開場前からMSGの周りはすごい人だかりで大興奮です。計量が始まると、オクタゴン・ガールズが勢ぞろいしました。遠目でもスタイル抜群なのはわかります。そしてジョー・ローガンがいつもの調子で一人一人呼んで、選手が登場する度に、さらに会場は大盛り上がりです。ただ英語力のない私なので、インタビューは残念ながらわかりません。詳しくレポート出来ないのが残念です。しかししかし、計量が終わり、次の大会の宣伝が流れ始め、帰りかける人も出ている中、なんと12月に出場予定のロンダ・ラウジーが… 思ってもいなかった登場です。 可愛くて強いロンダが大好きな私は大感激でした。ただ、あっという間だったので、写真に収めることは出来ませんでした。残念。
  • そして、いよいよ試合当日。
    16:30からの開場なので、その時間に合わせてMSGに行きましたが、会場の外では、既にいろいろなUFCのイベントが行われていて、人だかりが出来ていました。いくつかブースがありましたが、私はチャンピオンベルトを手にしてカメラで撮ってもらうのと、パンチ力を競うゲームに参加しました。また、あちこちで、アイルランド国旗を広げた、また緑色の服を着ているマクレガーのファンが歌を歌っているのが印象的でした。
    そして、長い行列に並んで、いよいよMSGに入場ですが、空港で見るような金属探知機の中を通り、そして厳しい持ち物検査がありました。物々しい雰囲気に少しビビリましたが、中に入ってみると、たくさんの食べ物、アルコール類を売っていて、お祭り的なムードで安心しました。
    試合が始まるまで、会場には重低音の音楽が響きわたり、歌に合わせて踊っている人も多数いましたし、たまにマクレガーの映像が流れ、その度に大歓声が沸き起こり、観客を楽しませていました。もちろん試合の合間も、音楽と映像で盛り上げて、間延びすることもなく、盛り上げるのが上手いなぁと感心しました。
    会場に入ってさらに驚いたのが、オクタゴンの広さです。後で調べると40畳以上もあるとのことですが、ステップワークが重要になるのも納得です。そして、テレビで見ている時って、アンダーカードは観客が少なめな印象でしたが、今回は8割近くの席が埋まっているように見えました。ニューヨークはいつもより熱狂的なファンが多い印象です。これから6時間以上も行われるというのに…。
    ブルース・バッファは1試合目から登場しました。う~ん、観客を煽るのはさすがです。
    日本の格闘技と違うなと思ったのは、試合開始のゴングが鳴らないこと。
    気付いたら始まっていたので、最初は「んっ?」って思いましたが、気になったのは最初だけでしたね。また、ブーイングがスゴいと聞いていましたが、手数が少なくイマイチ盛り上がらない試合でも、思っていたよりも少なかったです。それよりも「オーレーオレオレオレー!」って、観客が一斉に歌いだすことが多く、観客側で楽しんでいる感じで、イベントの途中で退屈することは全然ありませんでした。

    そしてメインのアルバレスvsマクレガー。ガラッと雰囲気が変わり、始まる前から会場は一気にヒートアップ。地鳴りのような歓声はもちろんマクレガー一色。アルバレスに対してはものすごい、これぞブーイングって感じ。お客さんは試合前から総立ちで興奮気味。
    試合内容は、想像していた以上の力差で、マクレガーの圧勝でしたが、会場の雰囲気は緊張感がピリピリしていて、それまでの他の試合とは全く違いました。パウンドでレフリーがストップすると、会場はまさに興奮のるつぼと化しました。それまでは優しそうに声を掛けてくれた、横の席の青年たちも狂ったように泣き叫んでいました。人種的な要因もあるのでしょうけど、ただ強いだけでなく、魅せることもできる、さすがスーパースター、これが最も稼ぐ男なんだなぁと思いました。
    イベントが終わったのは、まさかの午前2時頃でしたが、メインの試合を見た後で高揚感などもあり、7時間近い興行の疲れなどは全く感じないままホテルへ帰りました。途中で、アイルランド国旗を振っているたくさんの人たちと出会いました。街には、興奮の余韻がまだまだ残っている感じでした。

    UFC205大会をいつものようにテレビではなく生で、しかもニューヨークで観戦する機会をもらい、思い出に残るひとときを過ごすことができました。
    (文:笠 佳子)