シンプソンズ シーズン16

バート・シンプソン(バート・シンプソン役)

バート・シンプソン ( バート・シンプソン役 )
シンプソン家の要注意人物。小学4年生。スパイク・ヘアをビシっと決め、スケートボードといたずらと減らず口にかけては天性の才能を与えられている。讃美歌の替え歌で教会を冒涜したり、モーの店にいたずら電話をかけたり、本人はちょっとしたいたずらのつもりだが、結果的に大騒動となり裁判沙汰になることも。本当は良い子で、ただ人を楽しませたいだけなのだが、うまくやっている人を見るとつい邪魔したくなる。そんなやんちゃな男の子特有の二面性を持った行動に走ってしまうバートゆえ 、スプリングフィールドの「良識ある」住人からは決して理解を得られない。だが尊敬する友人の冤罪をはらし、叔母を殺人犯の手から救うなど、勇敢な一面もかいま見せる。ピンチをうまく切り抜けるワザにかけては天下一品だが、それが勉強に関することとなるとからきしダメ。おかげで成績はFとDマイナスの間を行ったり来たりしている。ピエロのクラスティとTVショーに出演したり、巨大彗星の命名者になったりと、夢を実現させる実行力の持ち主(リトルヘルパーの貢献は欠かせない)。バートは生まれながらにしてバートなのである。

ホーマー・シンプソン(ホーマー・シンプソン役)

ホーマー・シンプソン ( ホーマー・シンプソン役 )
シンプソン家の大黒柱。スプリングフィールド原子力発電所勤務。安全管理官(特別 訓練コースに3回挑戦してやっと合格)という重職に就き、月間最優秀有害廃棄物処理者の栄誉に輝いたことも。しかし、いざという時には1個のレンガが立派に彼の代役を務める。上司の覚えめでたくあろうと涙ぐましい努力を重ねるも、ほめられたのはこの10年でただ一度、それも妻の手作りデザートに、であった。愛読書は「だから、ケーブルを盗むことにした」。好物はドーナツ、マギーのポークチョップス。また大のビール愛飲家で、行きつけの店はモーの飲み屋、グリーシージョーのバーベキューピットなど。ことにフライングダッチマンの食べ放題では粘りに粘り「底なしの胃袋」として写 真を飾られている。悩みはハゲと肥満。解決法は過去のよき時代への精神的逃避という楽天ぶり。苦手なものはバーンズ社長、庭仕事、隣人のネッド・フランダース。母親がヒッピーだったので、ほとんど父親エイブの手で育てられたホーマーは、高校をクラスのビリで卒業、その当時に知り合ったマージと結婚し1男2女をもうけた。愛する家族の幸せのためならどんな労力も惜しまないが、その情熱は時として暴走しがちである。

リサ・シンプソン(リサ・シンプソン役)

リサ・シンプソン ( リサ・シンプソン役 )
シンプソン家唯一の知識人。小学2年生にして名サックス・プレーヤー(ちょっと指が太いのが難点)。ベジタリアンで究極の願いは世界平和と子馬を飼うこと。母親の血からは一般常識、強い倫理観、他人への深い思いやりを受け継いでいるが、おそらく父親から受け継いだのは名字だけ。家族は誰も気がついていないが、すぐにでも大学に入学できるほどの学力と、そのインテリぶり、早熟ぶりも含め、とても8歳とは思えない。しかしお気に入りのテレビ番組が「イッチー&スクラッチー」だということが、シンプソン家の一員であることを物語っている。常に冷静な目で周囲を観察・批評しているが、職業適性診断テストで「主婦」と判断されたときには、さすがのリサもキレた。とはいえ兄バートのそばにくっついてまわり、そのいたずらがばれそうになると知らん顔してしまうようなところは、よくいるおしゃまな女の子そのものである。

マギー・シンプソン(マギー・シンプソン役)

マギー・シンプソン ( マギー・シンプソン役 )
シンプソン家唯一の純真な心の持ち主。喜びや怒りを、くわえたおしゃぶりの鳴らし方で表現するテクニックを持つ。1歳になりハイハイからよちよち歩きに成長。そのたった1年の間に、スプリングフィールドの街を一人でさまよったり、保育所脱走計画を企てたり、街一番のお金持ちをとっちめたりと数々の冒険を繰り広げた。また、いつものおとなしさに似合わずかつての隣人一家の赤ん坊と激しく火花を散らしたことも。転ぼうが、落っことされようが決して泣かないところは、親にとっての理想の赤ん坊といえる。現在の目標はしゃべることと、転ばずに上手に歩くこと。将来は一家の中で一番の大物になる可能性も大きそう。

マージ・シンプソン(マージ・シンプソン役)

マージ・シンプソン ( マージ・シンプソン役 )
シンプソン家のよき母親。自慢は街一番の高さを誇るヘアスタイル(しかもピン1本で止められている)で1日に2度のセットは欠かさない。ホーマーのささやかな給料でも立派に家計を切り盛りし、いつも浪費をしないよう目を光らせている。義父や口うるさい姉妹ともうまくつきあい、夫や子供(特にバート)が引き起こす騒動に振り回されても、あふれる愛情で家族を包み、家庭の平和を守ろうと努力する理想の母親。
だが、ただ家事に専念するだけでなく警官から反暴力運動にいたるさまざまな仕事にも取り組んだり、大胆な行動力も持ち合わせている。一時はホーマーと同じ職場で働いたこともあったが、バーンズ氏のセクハラにより退職(告訴をしたが、意気地なしの弁護士のおかげでうやむやに)。またプロボウラーとの一時の恋に走りそうになったり、かつての隣人に誘惑されそうになったりと、夫にいえないいくつかの秘密もある。唯一の難点といえば、アメリカTVガイド誌でワーストドレッサーの一人に選ばれてしまったダサダサの服装かも。

アプー・ナハサピー・マペティロン(アプー・ナハサピー・マペティロン役)

アプー・ナハサピー・マペティロン ( アプー・ナハサピー・マペティロン役 )
プーは1日24時間、毎週7日間クイッキーマートで働いているらしい。だからといって彼が仕事一筋人間というわけではなく、なんとか時間をやりくりして妻や兄弟とも過ごしているのだからスゴイ。彼は、太陽灯で温めたしつこい味のホットドッグ、クチャクチャした冷凍ブリトーやスクージーやらのクイッキーマートの食品を、驚くような高い値段で売りつけているが、自身はこれらの食べ物を決して口にしない。ヒンズー教信者で、徹底的な菜食主義者だから、というのがその理由だ。そんなアプーの最大の落胆とは、東洋と西洋の食文化の架け橋になるように考え出したトウフ・ドッグ、カレー味ドーナツ、チャツネ風味スクージーなどの新製品が、まったく客に受けなかったことなのである。

モー(モー役)

モー ( モー役 )
スプリングフィールドの謎の中の謎のひとつがバーテンダーであるモーの名字。彼にいわせれば「Szyslakだけど。でもそんなこと知ってどうするの?」。それよりももっと謎なのは彼の私生活だ。自分の飲み屋で酒ビンの栓を抜くだけでなく、射撃場(モーはスプリングフィールド・ガン・クラブの創立委員)や、ピンパルズのメンバーとボウリング場にも顔を出しているらしい。モーの店にはたいてい常連が数人来るだけなので、ここ数年の経営状況は相当苦しいが、誰もそんなことは知らないでいる。一時は店をファミリーレストランに変えようとしてみたが、彼自身の気性の激しさゆえポシャッてしまった。40年代には、ぶさいくな子供の役で「アワー・ギャング・ショー」に出演していた過去もある。はたからは、未だにその当時のギャラを受け取っていると思われている。

モンティ・バーンズ(モンティ・バーンズ役)

モンティ・バーンズ ( モンティ・バーンズ役 )
父親から受け継いだ核分裂工場を原子力発電所として発展させ莫大な富を築いた、スプリングフィールド一の金持ち。スプリングフィールド原子力発電所オーナーとして選挙操作や八百長野球に精を出したり、スプリングフィールド大学評議会委員の座を手に入れたり、奇妙なシステム開発で太陽光を遮り、街中を暗黒の中に沈めたりしてきた。マギーとのトラブルでは、あわや致命傷というところまで追いつめられ、一時的に工場を差し押さえられるなどバーンズ帝国の危機もあったが、なんとか現在の地 位を保っている。悪魔よりも誤解されながらも、絶大なる権力を誇っているが、実はバットをかろうじて持ち上げられるだけの非力な男。趣味は秘書のスミザーズとお金のことで揉めること、いたいけな動物の毛皮を買い求めること、そしてスプリングフィールドで眼鏡にかなう熟女、例えばジャクリーヌ(マージの母親)などに言い寄ることなどである。

ネッド・フランダース(ネッド・フランダース役)

ネッド・フランダース ( ネッド・フランダース役 )
愛すべき妻モード(Maude)に恵まれ、格別信仰心の厚い聖戦士ロッドとトッドの二人の子供を育て、神の深い慈悲を授けられた人物。しかし神は彼からモードを悲劇的なレース事故で奪い去り、以来ネッドは二人の子供を男手ひとつで育てている。エバーグリーンテラスでは最も手入れの行き届いた家に住み、彼の営む左利き用品ショップも景気がいいので、生活への不満はほとんどない。例外は隣家のホーマーと、その不謹慎な言動のみ。それとラブジョイ牧師が意外と信心深くないことも。ネッドは享楽的なヒッピーまがいであるビート族の両親に育てられ、想像力と自立心を植えつけられたので、実はあまり不平不満を感じないタイプ。要するにオール・オッケー人間なのである。

シーモア・スキナー校長(シーモア・スキナー校長役)

シーモア・スキナー校長 ( シーモア・スキナー校長役 )
やんちゃ坊主(Spanky)」「やせっぽち君(Skinny Boy)」として知られる校長。神聖なるスプリングフィールド小学校を理性ではなく力づくで取り仕切る。実際にはいつも職員室で笑い者にされていたり、バートや生徒たちのいたずらの標的にされているのだが・・・。避難訓練の指導をしたり、学校のシンボル像を磨いたり、バートの居残り時間を計算する時以外は校長室にいる。今よりはベトナム戦争でのグリーンベレー経験の方がもっと恐ろしかったと回想しているのだ。過保護な母親といまだ一つ屋根の下に暮らし、噂では部分カツラ着用者。だがクラバッペル先生とのスキャンダルに巻き込まれたり、パティにプロポーズしたりと、わずかながらもロマンスもある。たとえパティにはヒジテツをくらい悲嘆にくれたとしても、その楽天家ぶりは変わらず、高らかにこう叫ぶのだ。「明日は明日の学校生活があるさ!」

シンプソン・おじいちゃん(シンプソン・おじいちゃん役)

シンプソン・おじいちゃん ( シンプソン・おじいちゃん役 )
ホーマーの父親、エイブ・シンプソン。バート、リサ、マギーの祖父。退役軍人で、現在は“スプリングフィールド隠退の城”に住んでいる。楽しみは軟らかい食べ物と友人達との交流。しかし誰もエイブの話を熱心に聞かないので、実は彼が現役時代、輝かしい勲章を授けられたことや、トイレ発明家であること、また犬と猫をケンカさせるワザを持っていることなどは、ほとんど知られていない。また作家として「イッチー&スクラッチー」シリーズで賞を得たものの、授賞式で観衆の面前でマンガ産業 をののしるという愚行を犯し、以来、賞とは無縁の生活を送っている。

ウェイロン・スミザーズ(ウェイロン・スミザーズ役)

ウェイロン・スミザーズ ( ウェイロン・スミザーズ役 )
自分の仕事を愛することにかけては誰にもひけを取らないバーンズ社長の秘書。その役職のおかげで一般人が経験できないような権力の甘い汁を満喫している。おもな仕事はバーンズ社長の送迎、二人乗り自転車に彼を乗せてペダルをこぐこと、バーンズ社長の入れ歯のコレクション(お宝の牙も含めて)のお手入れと維持、そしてクビ宣告をするために社員を社長室に呼びつけること。私生活ではコンピュータ(スクリーンセーバーはもちろんバーンズ社長)を駆使してマリブ・ステーシー人形を集めたり、シングル男性専用のリゾートへバカンスに出かけたりしている。彼の願いはバーンズ社長がこの忠実な献身に対して報酬を与えてくれること。簡単にいえば最新型の等身大マリブ・ステーシーセットが欲しいのである。

ピエロのクラスティ(ピエロのクラスティ役)

ピエロのクラスティ ( ピエロのクラスティ役 )
スプリングフィールドではナンバーワンの人気を誇る芸人。その長い芸歴人生の中で絶好調とどん底の両方を経験している。さまざまな賞に輝いた実績と大勢のちびっ子ファンのおかげで、クラスティ・ブランドの商品は何百万ドルもの売り上げを得た。
しかし成功には大きな代償がつきもの。武装強盗犯として逮捕され(真犯人は助手のボブで、後に無罪釈放されたが)、財産をオークションにかけられたこともあった。
なによりも彼をユダヤ教のラビにしたかった父親に勘当された悲しい過去もある。めまぐるしく名声が浮き沈みするという生活のため心臓発作の持病に悩まされ、ついにペースメーカーのお世話になることに。だがクラスティはよくも悪くも愛嬌たっぷり、いつもにっこり笑って人生に立ち向かってきたのだった。ま、ピエロのメイクだから当然なんだけど。

セルマ・ブーヴィエ(セルマ・ブーヴィエ役)

セルマ・ブーヴィエ ( セルマ・ブーヴィエ役 )
マージの姉、パティの妹(パティとは双子)。義弟のホーマーが死ぬほど嫌いだが、 それ以上に自分が独身であることを憎んでいる。2度の結婚と2度の離婚歴あり。最初の相手は刑務所帰りのサイドショー・ボブ。しかしハネムーンでボブに殺されそうになり、この短い結婚生活は終わりを告げた。2度目は未成年者と関わったというスキャンダルのために俳優生命を絶たれそうになった映画スター、トロイ・マックルーアと。この結婚は彼の名声を回復するためで、お互いに愛がないことが判明し、やはり 離婚。従ってセルマと最も長い関係を続けているのは、ペットのイグアナ、ジャブジャブのみである。

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